(追記完全版)なぜおれはこんなにTempalayを好きになってしまったのか
2017年Tempalay問題が勃発中なんだ。
2014年:宇多田ヒカル問題
2015年:ペトロールズ問題(これは2016年cero問題まで波及する)
2016年:Oneohtrix Point Never問題
に続き、
今年の大問題は今のところ完全にテンパレイ。
まず、Tempalayというバンドについて。
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東京・埼玉を中心に活動する
小原 綾斗(オハラ・リョート/ Gt&Vo)
竹内 祐也(タケウチ・ユウヤ / Ba)
藤本 夏樹(フジモト・ナツキ / Dr)
ライブのサポートメンバーのAmy (エイミー / Cho&Syn)
を加えた3 ピース・バンド。
結成から僅か1年にしてFUJI ROCK FESTIVAL ’15「ROOKIE A GO-GO」に出演。
西海岸やカナダの海外インディーシーンの影響を感じさせる独特の脱力したサウンドに
どこか懐かしさを感じさせるメロディーと極彩の
サイケデリック・ポップはシーンの中でも独自の存在感をはなつ。(HPより)
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という感じのバンド。
これは新譜。
これは前作の曲のMV。
と、おれの◯◯問題について。
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最初にここ数年の問題一覧を書いたんだけど、
1年を通して自分の音楽観に一番衝撃を与えたアーティストのこと。
もう少し細かく言うと、そのアーティストの音楽的背景を全く知らない状態で好きになっちゃって、そのアーティストを頂点として色々辿って行くことで結果的に色んな音楽を好きになれるきっかけになっちゃったアーティスト。
音楽どころか何にでも「問題」になるモノがいつもあって、それによって自分の興味がどんどん進んでいった結果が今の自分を形成してるみたいなトコある。
だから凄く重要。ただ好きとかっていう次元じゃあない。
服だとSASQUATCHfabrix.
アニメーション全般は攻殻機動隊のSAC。
自分にとってのターニングポイント
になった人やモノみたいな。
それが◯◯問題。
その最前線にあるのが2017年Tempalay問題。
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もともと大きく括れば同じシーンの中にいるアーティストだし認識はしてたけど、
ざっと知ってる情報から察するに、ゆるめでサイケなシティーポップのバンド。
刺激的なサウンドじゃあなくても好きになれる音楽ってあるんだってことを知った。
だからTempalayも普通にいいバンドだなって気持ちではいた。
2016年の大晦日に彼らやドミコが主催してるパーティ
にDALLJUB STEP CLUBで呼んでもらってMARZで年越し。
その時初めてライブを観たんだけど、Tempalayはカウントダウンにライブだった。
結構酔っ払ってたのと、カウントダウンの演出が謎(SMAPありがとう的な映像や音が流れた気がする)で。ゆるいなーなんだこれーみたいな。
けどそのまま観てたら、なんか想像してたより全然タイトに演奏してた。
音楽的に拍が揃ってるみたいなタイトというより、かますみたいな気合いをめっちゃ感じた。音はゆるいのに。そんな印象と、何の曲か覚えてなかったんだけど、
謎のキメみたいのがある曲がかっこ良くて、あれいいじゃん!あとで話してみよ!
て気持ちになってた。
朝までのイベントで、相当ボロボロになってしまって(お酒的な意味で)
結局ほとんど話せなかったし、
「謎のキメみたいのがある曲がかっこ良かった!」と綾斗くんに言ったはいいが
全く伝わってなかった。
そのまま2017年イン。
OTOTOYかなんかをザッピングしてたら新譜(5Kyoku)が出ると記事。
何となく聴いてみる。1曲目のNew York City。
あれ、こないだのライブよりだいぶシュッとしててクールだなあという印象。
で、2曲目のAustin Townで驚愕。
ずっとズレてる感じがする!
サビの歌とベースが!何この曲!フェイザーずっとかかってる!
違和感がすごい!けどなんか成立してる感じもする!いやあ!聴いちゃう!
みたいな。これは自分が辿ってきた音楽と全く違うルートでここまで来た人が作ってる音楽だと直感で。これは知らないおれが悪いんだ。という圧倒的な感じ。
この衝撃は今までの諸問題にもあった。
こうなるとおれは終わり。
過去の作品全部聴く。カッコイイ。
インタビューなども記事チェック。ヤバイ。
色んなの読んだけど、このインタビューが一番良かった。
あと年越しのライブで印象に残ってたフレーズの曲もわかった。
この3:14らへん。最高。この間。
それからと言うもの、Tempalayを聴き続ける日々。
3月くらいだったかな。ドミコのひかるくんと飲んだときにこの件を熱弁してしまったり。
いやー、まじヤバイよねーテンパレイ。ムカつくよなーつって2人で。
そんなタイミングで05/23にMARZで共演することが決まった(と思う、時期よく覚えてない)んだけど、嬉しいっていうか、もうこっちはただのファンになっちゃってるから、こんな早く共演出来なくてもいい!みたいな感情。なにそれ。
↑彼らが影響を受けたアーティスト、もっといるんだろうけどネットにあがってる記事などで調べた感じ、この辺なのかなと。
聴いた聴いた。理解したくて。
当然、全部ほぼ知らなかった。そして全部凄くかっこいい。
こーやって自分が作る音楽とか、好きなモノがちょっとずつ変わっていく感覚。
これが自分にとっての◯◯問題。めちゃポジティブな大問題。
けど、この辺のアーティストだいたい聴いたけど、
やっぱりTempalayが最強。
曲がまじでいい。全てが絶妙。佇まいがリアル。
広い意味でシティーポップ現代解釈な空気感のアーティストってたくさんいるし、
その中にはいつのまにか大型フェス常連になってるアーティストもいる。その辺のアーティストだいたいおれも好きっていうか普通にいいよねって思うけど、それらのどのアーティストよりもTempalayがかっこいい。センスが圧倒的に飛び抜けてる。
で、このブログを書いているのが05/23ライブ当日。
DSCのリハが終わって、オープンまでの間。
少し前までTempalayのリハをチラ見。もう、聴き過ぎて
うわあーテンパレイの人がいるー!
みたいな感覚。うっすーよろしくっすー!みたいに全然行けなかった。
年齢とか全然知らないし(多分同じかちょっと下)自分も同じアーティストではあるけど、そーいうのは本当にどーでも良くて、かっこいいから大騒ぎしてるだけ。
日々SNSとか見てたりして、アーティストって他のアーティストのこと全然言わないよなーと感じてる。
いつまでもリスナーでいたいし、ヤバイの見つけたら人に教えたいんだけどな、おれは。
今日ライブめちゃ楽しみだなー!
あとちゃんとメンバー全員と話せるかなー話してえー!みたいな気持ち。
いつでもフレッシュな気持ち!最高!
※ライブが終わったら、追記します。
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※ライブが終わったので、追記します!
まず、
やっぱりTempalayは最高だった。
昨日のイベントはCRCK/LCKS、DALLJUB STEP CLUB、Tempalayの順で3マン。
ブログを書いて会場のMARZに戻って、ライブ前にブログを更新したことをツイート。
会場にいた色んな人にあんた何やってんだ(笑)
と言われた。自分でもよくわかんない。目的はない!
で、念願のライブ。
最高だった。
最高っていうか、「このアーティストはライブだ!」という感じの最高ってより、
Tempalayが目の前で演奏してるー!
みたいな、今日という日が最高みたいな気持ち。
聴き狂った曲たちを本人が目の前でやってるのが本当嬉しい。奇跡。
RAGE AGAINST THE MACHINEとかTHE MARS VOLTAを初めて生で観た時のような感動が蘇った。うわーー実在してたんだー!感。
外タレは観れるチャンスが限られてるし、日本人のアーティストは気になったらわりとすぐに観れる。
けど、Tempalayはどハマりしたくらいでこの日共演することが決まってたから、その日までライブ行くのは我慢していた。
めちゃチェックしてたから何本か行けた日もあったんだ(ファン)
ライブの内容は期待通りだった。
まず、曲を聴き過ぎた自分が悪いんだけど、
あの曲やあの曲やあの曲は今日やらないのか!て気持ちが半端ない(寂)
やっぱり完全に綾斗くんに目が行くね。歌もギターも超いい。
いわゆるバンドのボーカルが弾くにしてはギターが圧倒的に上手い。
あとみんなの佇まいがいいっていうか、アーティストだった。
竹内くんのベースすごいいい。安心。フレーズ実は細かい。
夏樹くんのドラムはフレーズがいい。MCがすごい(広義)
サポートとはいえ完全に重要な部分を担ってるエイミー。
ギターの弦が切れたりで時間が止まる瞬間もあって、
最悪だったと綾斗くんは言ってたけど、そんなの本当にどーでもよくて。
全然良かった。現場感。
けど、もっともっとライブヤバくなると思う。
もともとライブに興味がなかったって色んなインタビューに書いてあるし、ライブすること自体の優先順位がそんなに高くないのかな。
けど需要的にそんな訳にもいかないだろう!
Tempalayの今のライブを観れてる人はラッキーだと思う。生具合が最高。
その辺含めてリアルで良かった。完成しきってないモノの方がかっこいい。
で、終演後だ。ココ重要。
まだメンバーとちゃんと話せてない。
結果、
めちゃくちゃいいやつらだった(泣)
を彷彿とさせる......めちゃぐちゃ!!!いいやづらだっだ...!!!
そしてこのブログをみんな読んでくれてたみたいで、嬉し恥ずかし。
テンパレ出会えてよかった~ うれし恥ずかしOh my heart ♪(藤井隆)
そのまま打ち上げへ。
小原 綾斗(オハラ・リョート/ Gt&Vo)
→完全に最高。ほっしゃん-綾斗と呼び合うまでにほぼ時間は必要なかった。
→年末に「謎のキメみたいのがある曲がかっこ良かった!」と言われたこと自体覚えてないって(最高)
竹内 祐也(タケウチ・ユウヤ / Ba)
→まさかの高校の先輩だった(発覚した瞬間から敬語(やめろと言われる))
→機材運搬のため帰っちゃった分、地元帰った瞬間飲み誘お。
藤本 夏樹(フジモト・ナツキ / Dr)
→なぜかおれを超いじってくる(最高)
→完全に握られている(経緯不明)
ライブのサポートメンバーのAmy (エイミー / Cho&Syn)
→めちゃ美女(重要)明るくていい子
→帰っちゃったみたいなので後日セッティングしてもらう必要あり(すぎちゃん頼む)
という感じ!
最高!極まったね。感が。
で、Tempalayに金を使わせてくれと言ったら爆笑された。
サンプルをいただく。極まったね。感が。
今度Tシャツ買お!
ということでブログを締めます!
ドミコひかるくんと綾斗と飲むなこりゃあ近日中に。
Tempalayの今後はコレ
完全に売れちゃうね!
Tempalay最高!