ミニマル計画25 集中を阻む要素全部リストアップ
↓この音楽を聴きながらブログを読んだあなたには幸せが訪れます (当社比)
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このシリーズ "ミニマル計画" ではここ数回、集中について書いています。
↑22ではきっかけ、23では仕事に向かう環境を振り返りました。
今回は、↑24↑で書いた2019年秋頃までの私のスタイル、その何が集中の邪魔をしていたのか徹底的に検証します。それから変化について書いていくつもりです。相当極端なので、ツッコミどころ満載でしょうけど、よろしくお願いします。
主な作業場所がカフェやファミレスということ自体
そもそも論なんですけど、この習慣が普通でないことに、ついに気づけました私。
カフェ (やファミレスなどをまとめてこう書きますね) で作業すること、その行動自体を否定している訳ではありません。必ずどこかのカフェに行くということが問題でした。
以下、カフェに行って作業すること、それ自体の良くなかったところです。
集中っていうキーワードを中心に私が考えるミニマリズム的にどうだったかという感じで書きます。
隙間時間で作業をしている
隙間のちょこちょこを積み重ねて質の高いものづくりを仕上げるのはおそらく不可能でしょう。特にクリエイティブな作業は、一度に何時間も続けてやることが最善ではないにせよ、チャチャっとやることではありませんよね。
PCとPC充電のモバイルバッテリーを常に持ち歩く
常に作業ができる状態そのものが良くないです。いつでもやれるから先延ばしにしてしまいますよね。
PCはMacBook Air、コンセントからの充電器は標準のもの。モバイルバッテリーはMAXOAK 36000mAhを使っています。総重量ってなると結構重いです。単純に疲れますよね。
また「あのお店はコンセントが使える席があったっけ」みたいに、場所によっては充電機を持っていかなくてもいい、など選択肢が増えるのもまた良くないです。
選択肢が増えることは考え事や悩みを生みます。ひとつひとつは本当に些細なことでも積み重なると結構なストレスになるんですよね。
移動の時間
無駄ですね。私の場合、部屋から一番近いカフェは徒歩3分ほどでした。それでも移動自体が無駄でした。
天気や状況に左右される
雨が降ったら自転車に乗れない。天気が良くて気持ちいいから今日はちょっと遠くのあのカフェまで行ってみようか?1日の予定を考えるといったん帰って来れるかも、それならモバイルバッテリーは持っていかなくてもいいかな?
というような選択肢が無限に増えていきます。
営業時間や混雑状況が不確定
それによって行動が制限されますよね。選択肢も増えてきます。
逆に24時間営業のお店に行けばついつい明け方まで長居してしまうのもまた。
席が確保できない可能性も結構高いですし、あの席はコンセントがあるけど空いていない。この席は空いているけど狭い。みたいなことも多々。
Wi-Fiが不安定
スターバックスとデニーズは基本的にいつでもWi-Fi接続できるっていうのが最高ポイントのひとつなんですけど、店舗によっては対応してなかったりします。駅構内や地方のお店で経験しました。
また、Wi-Fiを利用できても電波が弱かったり、接続が不安定だったりで度々ログアウト→ログインを繰り返したり。
結構お金がかかる (これはちょっと余談です)
1回の利用は数百円ですけど、私は1日に何度も行っていましたし。場所とコーヒーとWi-Fiとコンセント、それら含めてこの値段みたいな感覚ではありましたが、そうは言っても月・年単位で考えると結構な出費でした。ちゃんと計算してみたら驚愕でした。
ここまでがカフェで作業をすること自体の集中乱しです。愕然としています。
ああいう場所は空いた時間に行くから有意義なわけで、常に作業・仕事をする場所にするのはちょっと違うかなって結論が出ました。
音楽やラジオを聴いている
よく考えればわかることなんですけど、物心ついた時からずっとウォークマンなどを使い続けて来たので、それが当たり前でした。それと
音楽は「1秒でも多く音楽を聴きたい」
ラジオは「1回でも多く笑いたい」
情報系YouTubeは「1つでも多く有益な情報を得たい」
という何かを得たい気持ちが蔓延していたのもあります。
PCとiPhoneが常に起動中かつオンライン
画面が起動しているのは当然として、ブラウザのタブ固定で1タッチで様々なページにアクセスできました。いつでもどこでも起動中で連絡めちゃ速い、これが最高だってずっと思っていたんです。
いつもSNSを気にしている
あらゆる瞬間にSNSをチェックして、何かあれば速攻で投稿していたのも大きいですね。
南海キャンディーズの山里亮太さんがInstagramを始めた当時「いいねのカツアゲに遭っているような気持ち」と言っていました。あらゆるものに「これを撮ってInstagramに投稿すれば『いいね』がもらえるよ?撮れよ?」と言われているような気持ちになるってやつです。「〇〇のカツアゲ」っていうのは山ちゃんの定番フレーズなので、ラジオでの面白トークのひとつとして過ぎ去って行った流れでしたが、私の中にはずっと心に残っていて、それって真実だと心から思います。
SNSは時間を使わせる最強のライバルです。味方につければ超重要アイテムです。これについては徹底的に考え直したので、その記録をまた別で、書きたいと思っています。
と、こんな感じでしょうか。
まとめると
Wi-Fiがあるカフェに必ず行く
でも場所や時間は決めていない
視界には常に色々な情報が飛び込んでくる
耳には常に音楽やラジオが聴こえる
いつ何時誰からの連絡にも反応できる
何かあれば速攻でSNSに投稿する
この環境このスタイルで、果たして集中して物事に打ち込めるのだろうか。
答えは考えるまでもないですね。
今まではこれがずっと、私にとっての当たり前でした。でも今、私は集中という概念を知ってしまい、興味もあります。集中についての勉強も相当しました。
でもだからと言って、いきなり理想的な状況になれる訳ではありません。私にあったスタイルは私自身で作って行くしかありません。
それで、問題と思える要素が一番多い「カフェで仕事をしている」の意味や真の目的を徹底的に考えてみて、やっとわかりました。
私がカフェに求めていたのはWi-Fiでした。
それとカフェのみで勉強作業仕事をしてきたこれまでの人生習慣。これをなんとかすれば、全部うまく行く気がしました。
ポケットWi-Fi的なものを契約することについては結構前にも検討しましたが、固定費がかかること、持ち物が増えること、それによって総じて考え事が増えること、充電や電波状況のストレス、などから自分には必要ないなと判断していました。
「作業をするときはたとえ家だとしてもコーヒーくらい飲むだろう。それならそのコーヒー代で場所や電気やWi-Fiも使えるカフェに行けば最高じゃないか」
これが当時の私のスタンスでした。一理あるとは思います。
でも計算してみたら、毎月カフェに10000〜15000円くらい使っていました。それなら月5000円のWi-Fiを契約すれば、まず経費が相当浮くな、と。そして場所に依存しなくなることで結構なストレスから解放されるなと気づきます。
あとは場所です。
私は都内に倉庫みたいに使っている空間を賃貸契約しているんですが、そこで仕事もできるようにしてみようかなあと考え始めました。(この空間についてはまた今度)
なんせ自分の部屋で作業をするっていう発想がないまま今まで生きてきたので、こんなことに気づくまで、とてつもない遠回りをしてしまいました。
「Wi-Fiを契約して、自分の部屋で仕事をしよう」
さあ、そんなことが私にできるのでしょうか?集中への道、ここから加速します!