2018年によく聴いた音楽
いっぱいあったようで、同じのばっかり聴いてたようで。
知り合いかそうでないか、でちょっと接し方って変わるからそれは別で書こうかなって思ったんだけどそんなの私の中だけの話ですよね。関係なくリスペクトしてるわけですし。混ぜて書きます。思い出せるものを書いてみます。最初は1-12月の順に書いてこうと思ってたんだけど全然無理で、後半は時系列関係なく書き連ねてます。あとは2018年より前に発表されてる作品や自分が関わったものは別で。
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Reason of Black Color / 雨のパレード
どう考えてもヤバいっしょこのセンス。インプットからアウトプットまでの流れが見事過ぎてもう!なんて美しいんだっていう。この辺からの影響かなあなんてのはわからんでもないけど、むしろそれがいいんです。うおーこーいう風にやるのかっていう感動があって。1曲1曲がちょっと短めだから気軽に聴けるしスッキリ感が最高。
コウヘイくん康介くん美音穂ちゃんりょーちゃんが作る音楽が余裕でお茶の間みたいな時代が来たらいいなってずっと前から私言い続けてるんだけど、着々とそうなってるよね。日本はいい国に向かってる!ライブも最高かっこいい、グッズもクール。いやいやお手上げっす。
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Yours / PAELLAS
超超超クールでした。最高でした。ワンマンを観た感動に身を任せてCDを買っちゃいましたよね。
ジャケもかっこいい。2月に共演して知り合えて結構話せて、それもあって超グッと来ました。
パエリアズが完全にかっこいいんだけど、音楽のルーツがちょっとわからなくて、結構調べました。このインタビューは何度も見て、ホイホイSpotifyで検索したりして、その辺を理解してまたかっこいいなあが増した形です。今の東京を生きるひとが研ぎ澄ましたブラックミュージックをという。bisshiくんが作る曲のブルータル感が特に好きなのかもしれません私。
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POLY LIFE MULTI SOUL / cero
音楽的なレイヤーがどえらくて感服!という感じで何度も何度も聴きました。前作もシングルも持ってるけど、シティポップの現在進行系という感じだったのかなあと思ってます。けどこの作品は明らかに先に進んでるわあやっべえー!感。
この曲かなり衝撃でしたよね。ここから始まって、最後の曲の最後の最後にイーブンキックが待っているたなんて!これはダンスミュージックなんだ!という感動が永遠に。
この特設サイト内の超ロングインタビューは相当痺れるのでぜひチェックを!
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分離派の夏 / 小袋成彬
佇まいやスタンス含めて超かっこいいっす。最初は箇所箇所に入る話パートが音楽を遮断するなあって飛ばしてたんだけど、ちょうどこの頃私リアル家なき子生活をしたもので、めちゃめちゃ歩いてたんですよ。
その頃に全体通して聴いたらまあ沁みる。むしろ話パートが超重要なんじゃん!つーことで今聴いてもあの頃を思い出しまくっちゃう系名盤でした。
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Sonatine / D.A.N.
1000周聴いたと思います。特にBorderlandは10000回聴いた。クールでダンスでミニマルでメロウって最強なんじゃあないの。
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The Shape Of RemixXxes To Come / Lorenzo Senni
なんとなく2018年発表作品を並べてるから↑にしたんだけど、ロレンツォ・セニを知ったのが今年で、相当衝撃でした。キレてるテクノ・トランス・ビートミュージック、からビートを抜いた状態というのか。なにこのバランス!って衝撃を受けた記憶がありありです。これは超クセになりますよみなさん。
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Debiasing EP / Barker
これもビート (というかキック) が入らないダンスミュージックですよね。Barkerはむしろ逆でドツドツ系アーティストだったと認識してるんだけど、こういう風に尖った進化をするひとは本当大好きです。爽やかです。
やっぱOst-Gut-Tonは最高のレーベルっす。Ost-Gut-TonとWarpとCATUNEですね!私の人生の軸にあるレーベルは!
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Whities 013 / Avalon Emerson
全体的に女性が作る音楽は質感が好きって傾向があるんですけど、この2曲特に2曲目はのっそりゴリゴリに攻めてる感じで何度も聴きました。Mather Jonson感もあってね。
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WE STRUGGLE FOR ALL OUR PRIDE. / Struggle For Pride
なんも言えねえ超ヤベえ。作品の自由度や高み到達感が。どんな音楽が好きなひとにも刺さるんじゃあないかなあ。
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Time / Louis Cole
この作品を聴いた時「あっこれは2018年ベストかも」て、そーいうことを考え始めました。ルイスコールがどういう人物かは私がここに書くまでもないのでチェックを。KNOWERのドラマーとして認識してたけど、ソロはもっとパーソナルな質感が多くて、特にPhoneとかThingsみたいな曲が大好きです。
どの曲のMVを観ても超いいんです。最後にクルーみんなの顔や名前がちゃんと出る辺り好感度爆アゲです。ひととして素敵っす。
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Dialect / Metome
こいつぁハンパねえ。メトメくんは本当に本当に本当にかっこいい。センスいい。なんて言えばいいかわかんない奥深さ。それでいて超音少ないっていう。極めてるぅぅー!!!!感。
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Raw Scaramanga / 世武裕子
はい!2018年ベストディスク!
です異議なし!文句なし!
セビィこと世武裕子さんは去年突然爆裂仲良くなって、それ以降今でも週4くらいでお茶するような感じになったんだけど。
#チーム星野郎
それは全く関係なく本当にかっこ良い音楽でもう泣いた泣いた。
いや1曲目からほんとぶっかまし過ぎっしょ。映画音楽をたくさん作ってるだけあって、シネマティックな世界がヤバい。あと背景にとんでもない音楽の歴史そして未来を感じます。結果、バキバキに今を駆け抜けてる音楽。世武さんに対してみんなどんなイメージを持ってるかってひとによってかなり色々だと思うけど、ソロも聴いてるってひとが案外いない印象です。だから本当聴いてみてよ。
え?ヤバくない?て確実になりますからね。
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Age Of / Oneohtrix Point Never
OPNは毎作毎作本当にやってくれます。誰も思いつきもしなかった表現をしゅっとやって、衝撃を与えて、みんなが追いかける頃にはまたどこかに行っちゃう感じといいますか。前作G.O.D.で私は知って超衝撃で、それ以来大好きなんですけど今作も素晴らしかったです。好みが結構別れるのがOPNでしょうけど、私はG.O.D.のが好きではあるかなあ。
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Hive Mind / The Internet
新作ははずなのに、その気配が全然ないスムースさで、結構聴いてるんですけどいつでも普通みたいな。チルで程よく悪くてスタイリッシュ。まさにシーンを作ってる感じっすよね。
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Wanna Be Your Man / Prophet
Mndsgn (マインドデザイン) が大好きで、最近何か出したかなーつって調べたらこの作品がヒットしました。どのように関わってるかはあんまりわからなかったんですけど、全体的にいい感じです。余計なアンビエント音とか細かい音が入ってなくて、シンプルにいいじゃんっていう。
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とにかくいい感じ。イケてるちょい悪な兄ちゃん感。ブラックミュージックを聴いて育ってないのでこういう音像自体が興味深くて、けどスッキリした仕上がり感で。言葉遊びやラップの感じもすっごいセンス良くて『P・A・N・T・I・E』なんて最高だよ。履いてもヨシ!被ってもヨシ!だよねー!
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8時間の新作!!!!バカなんじゃあないの?!!!!!好きです!超かっこいい!
このインタビューは痺れました。ここ数年でOPNが出現したことによって、こういう新しい音楽探検隊はOPNだなあ感があって、それを聴いた後に聴くオウテカはなんというか土臭いっつーか、かっこいいけど、やっぱりこのひとたちはヒップホップから来てるんだなみたいな感じが強まってました。が、このセッション。今書いた音楽感はそうなんだけど、それにしたってこのクオリティでこの時間でこのスタンスはガチ惚れ直し。ありがとうございます。今後とも末長くよろしくお願いします。
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BI / FINLANDS
現代のジャケ買い。Spotifyのニューリリース欄をぱーっと見てて、どう考えてもヤバかっこいいアートワーク。それが私にとってのフィンランズとの出会い。
からのHPやYouTubeをチェック。かっこいい。センスが本当好き。
みたいな、昨今けっこうレアなケースで出会ったアーティストだったけどライブも観た結果かっこよくて応援したい!と思いました。スタンスがいい。
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Reaching For Chiron / BIGYUKI
情報全くなし!今でも!マイメン of MOP of HEADことちーきくに
「絶対ほしくんが好きだと思うアーティストを見つけた」
って言われて即チェックからの即好き。
めっちゃかっこいい。ジャンルとかは全然違うけどハイスイノナサを初めて聴いた時に似た感覚。こいつぁ確信犯だぜェ的な。圧倒的実力派というイメージ。これから深めます。
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ABOVE BETWEEN BELOW / Lapalux
あれ、このひとこんな感じだったっけ?
って、海外のアーティストって特に結構あるんだけど、ラパラックスの今作は完全なるソレでした。そしてストラーーーーーイク!!!
癒えーーーーーーイ!!!という。癒えに癒えるエモーショナル。最っ高。彼に何があったの級の。
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美しい終末サイクル / JYOCHO
コレだよコレ。だいじろーはやってくれた。
バンドとかダンスミュージックとかインターネットとか海外とか国内とか新人とか、もうとにかくあらゆるカテゴリに全く興味がなくて、トレンドもどうでも良くて。私が接して良いと思った音楽は好きだし、そうじゃあないものは今どうでも良い感じ。だからこそJYOCHOの新作は本気かっこいいです。マスロックとかいわゆる音数多めな音楽にトゥーマッチな時期に聴いてたらどう感じたかわかんないけど、今の私は先に書いたようなマインドなので。ヤバいもんはヤバいんだよな。感。だいじろーが命を賭けてる表現なんだってことがバキバキ伝わってきます。速まり続けるシーンの中にいながらそれをやることがどれだけ難しいことか。尊敬。これからも一緒にものづくりをしてく仲間として、みんなは元気でいてほしいなあ。
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Qrionちゃんがリリースした曲全部
かっこいいリンクみたいになってなくて申し訳ない!今出先でハッとして追記してます。Qrionちゃんは国宝っす。新曲が出るたびにその曲だけを1時間以上聴き続けるみたいな習慣が私あります。また共演したいっす。
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みたいな感じです!いやーいい音楽ばっかりかよ!めまぐるしいなあ最高!